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● 人から人へ

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この連休にたくさんの方が 鎌倉を訪れています
江の電に乗車するのが1時間待ち? らしいので
由比ガ浜通りを大仏方面に向けて 普段の数倍の人が往来していて
なんだか うきうき お祭り気分になったり しています
Hanako をご覧になって来店してくださった方
ぐうぜん目に入ってお店に入ってくださる方
いろんな方がいますが 嬉しいことに この数日
たくさんのアンティークたちが お嫁にいっています
はじめて買い付けに行った時 目にはいるものすべてが新鮮で
ひとつひとつを手にした時の興奮を 今も覚えています
アンティークやビンテージの魅力 てなんでしょうかね
例えば 100年前に生きていた人に会えなくても
100年前にその人が使っていた椅子に座ることはできます
そこには目に見えないけれど たとえば刻まれた落書きに
その人が生きていた証 ぬくもりを感じることができます
そういう余韻は ノスタルジックな感情を呼び起こすだけではなく
「つながっている」という安心感のようなものがあると思うのです
神様のような存在からの目線でみれば 時代(時)も国(場所)も関係なく
何かを介在して いつも人と人はつながっているのかもしれないです
目の前だけをみると 自分の存在を曖昧で不確実に感じてしまうけれど
モノも生命も バトンのように受け渡されているものなら
ひとりじゃないし なにもこわくはないですね
イギリスに買いつけに行くときは 選んで運ぶという私の刻印を残して
お店で誰かが手にとるときは その人の形跡を残して
人から人へ流れていくものって 本当に素敵だなって思っています
インクビンを長く探してらした方のもとに molnのビンたちが
お花とともに丁寧に生活されている方のもとに
Bのイニシャルが入ったアンティークフォークが
イギリスの文化に興味を持ちはじめたというお客様のもとに
KILNER の保存ビンが
清里でお会いしたとてもセンスのよい母娘さんの元に
オイルランプが旅立ってゆき
なんだかほくほく幸せいっぱいです!
ありがとうございます!