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11日に発生した東北地方太平洋沖地震
今もなお被災されている多くの方々
現地で必死に救助活動をされている方々
テレビの中で繰り返される現状の報道に 胸が苦しくなります
一刻も早くひとりでも多く救助されますよう 心からお祈り申し上げます
この地震で尊い命を失った方々のご冥福を 心よりお祈り申し上げます
鎌倉ではお客様もスタッフもお店も被害はありませんでした
発生当初 津波の恐れありとtwitterを通して
たくさんの方に知らせていただいたこともあり すぐに避難をしました
地震が起こる直前に停電になり
情報を得る手段がなくなっていたので とても助かりました
NHKの放送をUstreamで配信してくれていたのも 貴重な情報源でした
外へ出て 友人の店に安否を確かめにいく途中
信号が機能していない道路で 人力車のお兄さんたちやご近所の住人たちが
手旗信号で すぐに率先して交通誘導をしてくださっている姿
次々と閉店していくお店を前に 混乱している人たちに
おにぎりを配っているラーメン屋さん
避難場所である御成小学校は 真っ暗闇で断水も始まり
修学旅行中の小中学生の大騒ぎが加わり ストレスフルな環境
協力しあうという人のあたたかさ と 自分のことだけ考えてしまう身勝手さ
両方の人間の姿が丸裸であらわれ
あっというまに 日常が非日常に変わっていきました
その後電気が復旧し みんなの心がだいぶ前向きに変わった気がします
横須賀線の復旧の見込みはたたず お店で夜を明かしました
私のこんなほんの小さな経験ですら おなかのなかが不安と心配でいっぱいになりました
家族や恋人は無事だろうか 親戚は被災していないだろうか
ともだちは?いまひとりでいる人は大丈夫だろうか?
被害が拡大していく様子を 画面を通し知り
家や大切なひとを失った方たちに 余震が続き長いあいだ不安の中にいる人たちに
私ができることは何だろう?
なにが正しい行動か最善の行動か?
答えが出ないまま 日曜日はお店を開店しました
被災していない方も見えない傷を負っているように見えました
私にとって社会との接点はお店であり
雑貨というのは生活必需品ではないけれど 癒しになりうるものだと思いました
わたし自身もテレビの前で ラジオの前で ずっとニュースに触れていると
胸がわさわさして いてもたってもいられなった
その中で中圓さんの器を購入してくださったお客様がいらしたとき
この売上を義捐金の足しにしよう と思いました
お店の電気もできるだけ節電して 被災地の足をひっぱることだけはしないようにしよう
わたしの行動が正しいかどうかは わからないけれど
少しずつでも身近な取り組みと 前向きな心を運ぶことが集まれば
大きな力になると信じてます